子供と一緒に電車に乗ってお出かけしよう!
と思った時に自動券売機まで来て、あれ?いくら払えばいいんだろう?と思ったことはありませんか?
数人子供を連れている時、電車を乗り継いだ時、バスに乗り換えた時、新幹線に乗った時…。
JR、東武鉄道、小田急線…もしかして鉄道会社によって違うの?
深く考えると疑問は尽きません!
そんな子連れでの電車、新幹線、バスの運賃気になる疑問を調べてみました!
※2018年2月11日現在の情報です。今後変更される可能性がありますのでご注意ください。
JR東日本を中心に調べましたので、鉄道会社によって若干の誤差があるかもしれません。詳しくは各鉄道会社のホームページをご覧ください。
目次
何歳から「こども」で何歳から「おとな」こども以前は?
自動券売機で切符を購入するとき、「おとな」と「こども」という表記を良くみますが、「おとな」とは何歳からで、「こども」とは何歳から何歳までなのでしょうか?
JR東日本のホームページには「おとな」と「こども」の区分についてこのように明記されていました。
●「おとな」と「こども」の区分は次のとおりです。
おとな 12歳以上(12歳でも小学生は「こども」です) こども 6歳~12歳未満(6歳でも小学校入学前は「幼児」です) 幼児 1歳~6歳未満 乳児 1歳未満
参照:JR東日本ホームページ おとなとこども
上記の通りJR東日本では、
小学生を「こども」
中学生以上を「おとな」
小学生未満で一歳以上を幼児
一歳未満を乳児
という4区分で分けていることがわかりました。
「おとな」料金、「こども」料金、それとも幼児や乳児なのか、ご自分のお子さんがどれに当てはまるのかは、この区分によって決まってくるのです。
また、小学校入学式前であっても入学年の4月1日以降、卒業年の3月31日までが小学生となります。
※これはJR東日本の場合ですが、東京メトロを始め、私が調べた限りでは年齢区分はJR東日本を同じ“小学生”を境としている鉄道会社が多いようでした。
しかし全ての鉄道会社を調べることは出来ませんでしたのでJR東日本以外の鉄道については各鉄道会社のホームページでご確認ください。
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電車(特急券の必要な特急電車以外の在来線)の子供料金
JR東日本の場合
・乗車券は基本的に大人の半額になります。
5円の端数は切り捨てです。
※鉄道会社によって、またICカードの利用の有無によっても、1円・5円・10円単位など切り捨て、切り上げの仕方が異なりますが、基本的に多くの鉄道会社が子供料金を半額としています。
また、ICカードを利用した場合と切符での乗車、区間や鉄道会社によっての計算方法によって、どちらがお得かが変わってきてしまうようです。
・グリーン券は「おとな」と同額です。
乳児・幼児が自由席グリーン車以外のグリーン席を利用する場合はグリーン券の他に「こども」料金が必要となります。
何歳から何歳まで子供料金?それ以前とその後は?
「こども」と「おとな」の区分でも紹介しましたように、6歳から12歳未満の「こども」の年齢区分にあたるところがいわゆる子供料金となります。
「こども」と「おとな」のはっきりとした境は小学生
になりますので6歳でも未就学児は無料。小学校入学と同時に「こども」料金が発生します。
正確には入園式前でも4月1日から「こども」料金を払う必要があります。
また、小学校を卒業年の3月31日までは「こども」料金、中学生になる4月1日から「おとな」料金です。
小学校入学前の幼児・乳児は基本的には乗車賃は無料です。
乳児・幼児でも無料じゃない場合もあるの?何人まで無料?
実は乳児・幼児が無料というのは「おとな」や「こども」と同伴の場合だけです。
乳児・幼児のみで乗車の場合は、小学校入学以前でも子供料金がかかります。
また、「おとな」や「こども」一人に同伴される幼児・乳児が2人を超える場合、3人目からは「こども」料金が必要になります。
例)「おとな」1人に乳児・幼児が3人の場合は1人分の「こども」料金が必要になります。
「おとな」1人に小学生の「こども」1人、乳児・幼児が3人の場合は乳児・幼児は3人とも無料です。
グリーン席(自由席グリーン車を除く)どの座席を幼児・乳児が一人で利用する場合も「こども」料金が必要となるようです。
※東京メトロでは幼児は「おとな」1人につき幼児は2人まで無料、3人目から「こども」料金。乳児は無料。など鉄道会社によって条件はかわってきます。
詳しくは、各社ホームページでご確認ください。
東京メトロホームページ「運賃の年齢区分」
小田急電鉄ホームページ「乗車券について」
東武鉄道ホームページ「きっぷ・乗車券のご利用案内」
新幹線や特急電車の子供料金
今までは在来線の子供料金について調べてきました。
今回は在来線と同じように、JR東日本の新幹線や特急電車の子供料金について調べて見ました。
新幹線や特急電車のこども料金はどうなっているのでしょうか?
年齢区分
新幹線や特急電車の場合も「おとな」や「こども」、幼児や乳児の区分は変わらないということがわかりました。
乗車券と特急券
それでは新幹線・特急電車の乗車券の「おとな」と「こども」、幼児と乳児の乗車券と特急券の料金を見ていきましょう。
皆さんご存じのように、新幹線・特急の乗車に乗車する場合には乗車券だけでなく別途購入する特急券というものが必要になります。
特急券には自由席特急券と指定席特急券があります。この2つの特急券の違いはその名の通り自由席か指定席かの違いです。
乗車券・特急券(どちらの特急券でも)共に「こども」は半額です。
乳児・幼児は乗車券・特急券共に無賃です。
しかし乳児や幼児が指定席に1人として席を利用する場合は乗車券・指定席特急券共に「こども」料金がかかります。
自由席特急券の場合は、たとえ席に座る場合でも乳児・幼児には「こども」乗車券は必要ありません。無賃で乗ることが出来ます。
しかし混雑時などは出来るだけ膝に座らせるなどし、譲り合いの精神が大事ですね。
グリーン券、グランクラス、寝台券、乗車整理券、ライナー券
「こども」も乳児・幼児もグリーン券、グランクラス、寝台券、乗車整理券、ライナー券は大人と同額になります。
その場合、
乗車券・指定席特急券は「こども料金」
グリーン券、グランクラス、寝台券、乗車整理券、ライナー券は「おとな」料金です。
乳児・幼児でも無賃じゃない場合
上記の指定席に1人として座る場合やグリーン券などの特別な券の必要となる車両に乗る場合以外に乳児・幼児に料金がかかる場合としては、在来線と同じです。
付き添いがなく、幼児・乳児単独や幼児・乳児のみで乗車する場合は「こども」料金がかかります。
また、「おとな」や「こども」一人に同伴される幼児・乳児が2人を超える場合、3人目からは「こども」料金が必要になります。
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バスの子供料金
今回は東京23区や埼玉県に路線のある国際興業バスについて調べて見ました。
バスの年齢区分
基本的に鉄道会社と同じで小学生を境としています。
小学生が「こども」それ以上が「おとな」。乳児と幼児の区分についても同じです。
バスの「こども」料金
鉄道と同じ「おとな」の半額です。
現金運賃は5円の端数を切り上げ、IC運賃は小数点以下の端数を四捨五入します。ですのでIC乗車券を利用した方が数円ですが自然とお得になってきます。
また「おとな」の料金も現金運賃よりもIC運賃の方が安く設定されていますので、数円ではありますが毎日利用する方は特にIC乗車券でのお支払いをおすすめします。
乳児・幼児の料金
鉄道と同じく「おとな」または「こども」1人につき、同伴する幼児2人まで無賃です。
3人目からはこどもと同じ運賃となります。
しかし鉄道と違うのは「乳児」は何人でも無賃となる点です。
大人1人が5つ子を連れていても乳児は皆無賃です。5つ子ちゃんとバス乗車は想像するだけで大変ですが^^;
まとめ
今回は電車・新幹線・バスの子供料金について調べて見ました。
電車も新幹線もバスも小学生が子供料金となるということが分かりました。
そして子供料金は大人料金の半額になるということでしたね。
小学生未満の乳児・幼児は基本的には無料ですが人数が3人以上の場合や指定席の座席に座る場合など料金がかかる場合があるということです。
今回はJR東日本と国際興業バスについて調べてみましたが、半額にした場合の切り捨てや切り上げ単位など細かい料金や条件は各社によって違ってきますので詳しくはホームページや窓口などで確認をお願いします。
それでは最後まで読んでくださりありがとうございました!