季節の行事

ひな祭りの絵本や紙芝居で人気は?2歳3歳幼児に読み聞かせたいおすすめ絵本まとめ!

小さな子供と行事を楽しもうと思ったとき、説明って難しいですよね。うまく伝え、楽しんでもらうためにはどうしたらいいのだろうと思うことってありませんか?

そんなときにお役立ちなのが絵本ですね!行事の由来や何をするかを分かりやすい物語に絵付きで説明してくれます。楽しい物語で、行事への理解を深め、楽しむことが出来る、絵本って素敵ですね。

絵本を読むことでご自宅に飾ってあるひな人形への愛着もさらに強くなるのではないでしょうか。

また、男の子ばかりでひな人形のないおうちはひな人形というものを理解するいい機会にもなりますね。

今回はそんなひな祭りをより楽しむことの出来る絵本をまとめてみました!

各絵本にはひな祭りの文化を伝えるに関連度の高いオススメ度を5段階の☆で表しています。よりひな祭りの文化を伝えている絵本の内容の物ほど☆を多く設定していますので参考にしてくださると嬉しいです。

※絵本の情報は変更されている場合があります。

「ひなまつりのちらしずし」宮野 聡子

【絵本】 講談社 2016年 本体価格1400円+税 ISBN:9784061332812

文化を伝えるお役立ち度☆☆☆☆☆

あらすじ

きみちゃんの家にお友達を招いてひなまつりパーティーを開くことになりました。

お母さんと一緒にきみちゃんが作ったお料理はちらしずし!

ちらしずしの飾りの意味を歌にして歌いながら食べたり、プレゼント交換をしたりしてパーティーは大盛り上がり!

ステキなひな祭りパーティーのお話です。

感想・文化を伝えるポイント

ちらしずしやはまぐりのお吸い物に込められた願いの意味もわかりやすく説明があり勉強になりました。

お雛様の顔を形作ったちらしずしの飾り付けもかわいらしく真似したいです。

はまぐりの貝を合わせる遊び、プレゼント交換のプレゼントもひな祭りにちなんだものが多くステキです。

そして最後にお母さんがみんなに用意した可愛らしいラッピングのひなあられのお土産!

完璧なひな祭りパーティー!こんなお母さんになれたらいいなと思ってしまいました。

ご自宅でひな祭りパーティーを開かれる方には参考になる絵本だと思います!

もちろん、読むだけでもきれいな絵と楽しそうな表情、物語に暖かい気持ちになれますよ!

「ひみつ ひみつの ひなまつり」鈴木 真実

【絵本】 講談社 2015年 本体価格1500円+税 ISBN:9784061332515

文化を伝えるお役立ち度☆☆☆☆

あらすじ

ある日えいちゃんが遊んでいると、押入れから光るものが…。見ているとそれはお内裏さまの刀でした。

箱から出てきたお内裏さまと見知らぬぽっちゃりしたおひなさま!おひなさまは気ままな暮らしをしているうちにぽっちゃりしてしまったので慌てて運動のために出てきたというのです!

おひなさまと一緒に運動することにしたえいちゃん、えいちゃんのぬいぐるみたちも一緒にみんなで色んな体を使った遊びをします。

みんなのおかげですっかり元に戻ったおひなさまは喜びの舞でえいちゃんをもてなします。

おひなさまがぐっと身近に感じる楽しいお話です。

感想・文化を伝えるポイント

おひなさまがえいちゃんとの別れの際に口にする 「(前略)…えいちゃんが すこやかに そだつよう ねがいを こめた おまつりです。しあわせに なられますよう、ずっと ずっと いのって、おりますぞ」という言葉が、ひな祭りの意味と願いを伝えてくれます。

きっとこの絵本を読んだ女の子たちは、自分のことを守ってくれるおひなさまを大事に思う気持ちが芽生えるのではないでしょうか。

物語の中に出てくるのは作者の方の実際に持っていたぬいぐるみやおもちゃというところもステキですね。

運動するおひなさまの絵がかわいらしく楽しい気分になれます。

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「もりのひなまつり」こいで やすこ

【絵本】 福音館書店 1992年 本体価格900円+税 ISBN:9784834016543

文化を伝えるお役立ち度☆☆☆☆

あらすじ

もりの のねずみこどもかい から ねずみばあさんの家へお手紙が届きます。

手紙の内容はねずみばあさんの住む家のおひなさまを、もりのひなまつりへ連れてきて欲しいというお願いでした。

それを聞いたおひなさまたちは「まいりましょう」と言いますが、うちの人がひなまつりの飾り付けをする前に帰ってこなければなりません。

おひなさま一行は森へ向かい、のねずみの子供達が元気に育つよう、森の動物たちが幸せに過ごせるようにお祝いしました。

あまりに楽しいお祭りでしたが、帰宅したおひなさま達は全身ボロボロで汚れた汚い姿でした。このままでは家のひなまつりに出してもらえない!

悲しんだおひなさまたちでしたが、こここらはねずみばあさんの出番!せっせとおひなさまたちを元の姿に戻そうとします。

果たしてうちのひなまつりに間に合うのでしょうか?

感想・文化を伝えるポイント

おひなさまたち一行ののんびり優雅な雰囲気が平安貴族!?という感じです。

年に一度しか出番のないおひなさまたちですが、私たちの見ていない間に動いているのかも!?

すまし顔のおひなさまに親近感のわくお話しです。

「るることおひなさま」林原 玉枝作 鈴木 博子画

【紙芝居】 教育画劇 1993年 ISBN:9784876927210

文化を伝えるお役立ち度☆☆☆☆

あらすじ

るるこは、はしかにかかってしまい、幼稚園(保育園)のひなまつりのお祝いをお休みし、残念に思っていました。

そんなるるこが自分のひな人形を見ながら眠りにつくと、おひなさまたちがひな祭りのお祝いに招待してくれて、病気の治るしろざけをご馳走してくれます。

そんな時にはしかの悪魔がやってきてるるこを食べようとします。

るるこを守るひな人形とはしかの悪魔の戦いが始まります。

果たしてるるこは無事に戻ることが出来るでしょうか。

感想・文化を伝えるポイント

お母さんがおひなさまにるるこを守ってくださいねと話しかけたり、おひなさまたちがはしかの悪魔からるるこを守ろうと戦ったり、ひな人形がるるこを守るためにあることをお話を通じて伝えてくれます。

自分のおひなさまがあることを誇りに思えるお話です。

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「もものせっくのおきゃくさま」堀内 純子作 田沢 春美画

【紙芝居】 教育画劇 1993年 ISBN:9784876927197

文化を伝えるお役立ち度☆☆☆

あらすじ

保育園のつきぐみさんのすぐ外のお庭には、木が生えていて、いつも窓から覗くようにしています。

つきぐみのみんなはこの木もつきぐみの仲間だと思っていましたが、ある日木はお引越しすることに。

木にとっては広いところに引越す方がいいと納得し、つきぐみのみんなは送り出したのでした。

しばらくして桃の節句のある日、つきぐみの窓からももこちゃんという女の子が現れます。

ももこちゃんは先生には見えなくて、つきぐみのことは何でも知っている。

そんなももこちゃんと桃の節句を過ごしたのですが突然ももこちゃんは居なくなります。

先生から以前庭にあった木は桃の木だったと聞いて、ももこちゃんの正体を知るのでした。

感想・文化を伝えるポイント

ひな祭りは桃の節句という呼び名であるということが印象的なお話です。

桃の花とひな祭りと木のステキな保育園や幼稚園で読んだら盛り上がりそうですね。

「ぼくのひなまつり」やすい すえこ作 鈴木 幸枝画

【紙芝居】 教育画劇 1993年 ISBN:9784876927203

文化を伝えるお役立ち度☆☆☆

あらすじ

きつねのつんたはひな祭りの日にお友達の家へ行くとどのお友達もひな祭りだから忙しいと遊んでくれません。

つんたは男の子だからひな祭りのお祝いをしないので、つまらないからとお友達のぴょんすけくんちのひな人形を持ち出してしまいます。

登った木の上からひな人形を落としてしまったところ、くまの老夫婦が通りかかり、ひな人形を拾います。

つんたは老夫婦の会話からひな人形がぴょんすけくんのいもうとの物ではなく、ぴょんすけくんのおばあさんの物だと知るのでした。

つんたが自分のしてしまったことを反省し、謝ろうとしていると、ぴょんすけくんがやってきて、つんたをひな祭りのお祝い会に誘ってくれるのでした。

感想・文化を伝えるポイント

つんたのようにひな祭りは女の子のお祭りだから家にひな人形がないという家庭もあるのではないでしょうか。

そんな男の子はつんたの気持ちがよくわかるかもしれません。

うちの3歳の息子のように、ついひな人形にいたずらしたくなる子に読んだら何か感じるものがあるでしょうか?

最後、おばあさんに直接謝る場面はなく、心の中で後悔し、謝っています。登場人物の複雑な気持ちを読み取ることのできる、すこし大きい子向けかな?とも思いました。

つんたくん、ひな祭り会楽しめたかな?と思ってしまう物語でした。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はひな祭りへの理解を深め、楽しむためにお役立いの絵本をまとめてみました。

せひ皆さんもお子さんと楽しんで読まれてみてください!

今までこのブログでは、お正月の絵本や節分の絵本など季節に沿った絵本を紹介してきました。

これからも季節の行事に沿った絵本を紹介する記事を書いていきたいと思っていますので読んでくださると嬉しいです。

こちらの記事にも素敵なひな祭りの絵本を見つけたら追記していきますね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

ABOUT ME
キトノ
30代子育て中の主婦です。 2人の子どもを育てています。 子育てはわからないことだらけで、大変なことも多いですが 毎日が充実していて楽しいです。 この毎日を記録し、成長できればと思いブログを始めました。 よろしくお願いします。