子どもと生活するようになってから、以前よりどんぐりを身近に感じるようになりました。
家には常に数種類のどんぐりがあります。
せっかくたくさん拾ってきたどんぐりですから、何かに使えないかと考え工作をしてみたりしたのですが、まだたくさんあります。
今度はちょっとおしゃれにアクセサリーに出来ないかなと思って作成してみました。
私がつけてみたら子どもに大人気!(^^)
子供たちに私も欲しい~と言ってもらえました。
ぜひぜひみなさんも作ってみてください!
しかし、せっかくのどんぐりアクセサリーも虫が出てきてしまったらショックが大きいです。
作る前には必ずどんぐりの下処理をオススメします!
どんぐりの下処理についてはこちら↓
「どんぐりで工作!幼児でも簡単にできるリースなどかわいい作品まとめ!」
しっかり下処理して、安心してアクセサリーを作っていきましょう!
どんぐり加工の基礎
どんぐりアクセサリーを作るとき、どんぐりの横から穴を空ける場合と、上(帽子側)から穴を空ける場合がありますよね。中には帽子ごと穴が開いているものも。
どうやって穴を空けるんだろうと思っていましたが、今回実際試して穴を空けてみましたのでレポートします。
穴をあける道具は、本当はキリを使用した方がいいのでしょうが、キリを持っていなかったので代用して目打ちでやってみました。キリの方が上手く出来るのではないかと思いますのでお持ちの方はぜひキリで試されてみてください。
そして、くれぐれもケガをなさらぬようご注意ください!
どんぐりに横から穴をあける方法
床や作業台に新聞紙を分厚く置いて、穴を空けて床を傷をつけないようにします。
どんぐりを、その上に穴を空けたい方に置いて押さえ、目打ちで刺すというシンプルな方法で空けました。
アラカシと、クヌギと、マテバシイとスダジイのどんぐりで試してみましたが、どれも穴を空けることが出来ました。
図鑑をみて調べたのですが、個体差も大きいようで、どんぐりの名前は多分これかな?という感じですので違ったらすみません。
どんぐりに帽子側から金具をつける方法
どんぐりに帽子側から穴を空ける場合も同様に固定して穴を空けました。
しかしマテバシイだけは、堅いため目打ちを刺す方法では穴を空けられませんでした。滑って指を指し、とても痛かったです。みなさんもどんぐりに穴を空ける場合はご注意ください。
もしかしたらキリでしたら可能かも知れません。マテバシイ以外のどんぐりには目打ちでも穴を空けることが出来ましたよ。
どんぐり帽子ごと穴を空け金具をつける場合はどうしたのか、まとめてみました。
1,どんぐり本体とどんぐり帽子にわけます
マテバシイ、カシ、スダジイ、クヌギそれぞれ帽子と本体にわけます。
同じどんぐりでも帽子と本体のサイズや形によって合う合わないがあります。バラバラに拾った場合は大きさの合うペアを探しましょう。
2,どんぐり帽子と本体にそれぞれ穴を空けます
どんぐり帽子には内側から、どんぐり本体には頭の上から、それぞれ穴をあけます。
目打ちのせいか、どちらも穴をあけた所からヒビが入りやすいので要注意です。特に穴を大きくしようと思うと割れるので、穴は控えめにします。少し穴が開いてさえいれば後は金具を通すときにどうにかなります。
よく割れてしまうので、帽子もどんぐりも多めに拾って置いた方が良いですよ!私はいくつも割りました。
マテバシイは堅くて本体には穴をあけられなかったので帽子だけ穴をあけておきます。
3,どんぐりに金具(Tピン・9ピン)を取り付けます
ヒートンという金具をつけることも考えたのですが、Tピンや9ピンの方が細いイメージでしたので、小ぶりなどんぐりや、金具を主張しすぎないアクセサリーには向いているのではないかと思いこちらを使うことにしました。
使用したのはダイソーの古金美という真鍮製のものです!
どんぐり本体に穴を空けることが出来た場合は、どんぐり内部の奥まで穴を空けたら(外までは貫通させないように気をつけてください。)下の写真の順番でピンを刺します。
一度刺してピンの長さを見て、長い場合はペンチで切って調節します。
長さを整えたらボンドをピンと帽子両方に塗ってから刺します。
2日ほど乾燥させて完成です。
クヌギのどんぐりは帽子がツンツンしている&後で紹介するウッドービーズペンダントに使用したかったので、金具はちょっと浮き気味というか、金具の丸と帽子の間がピタッとくっつかない長さで取り付けました。
ほかのカシなどのどんぐりを使用するなら帽子と金具の丸い部分はピタッとくつっけた方がキレイだと思います。
どんぐり本体に穴をあけることのできなかったマテバシイはTピンを使用します。
写真の糸一番上 金具と帽子をこの順番で取り付けます。
真ん中 帽子の奥(ピンが帽子と接着するところ)と帽子のフチ(帽子がどんぐりと接着するところ)の両方にボンドを塗るようにして接着します。
2日くらい良く乾燥させます。
一番下 乾燥したらTピンをペンチで短く切って丸くすれば完成です。長いまま2周くらいぐるぐる巻いて丸を作ってももいいですね。
以上がどんぐり帽子ごとどんぐりに金具を取り付けるときの私なりの加工の仕方でした!
スポンサーリンク
どんぐりネックレス・ブレスレット
ここからは上で紹介した方法でどんぐりを加工して作ったアクセサリーを紹介します!
まずはどんぐりのみで作ったどんぐりブレスレットです。長くすればどんぐりネックレスにもなります。
クヌギとアラカシのどんぐりブレスレット
小柄でたくさん落ちているアラカシをたくさんつなげて、クヌギをワンポイントにしました。
材料
どんぐり(アラカシ)たくさん
クヌギ(ワンポイントに1個)
針と糸
目打ち
作り方
①アラカシに目打ちで穴をあけます
穴をあけてからしばらく経ってしまったり、振ったりして動かしてしまうとどんぐりの中身が動いてしまいます。
そうすると針を通すときに通らなくなってしまい、中身に穴を開け直すことになりますのでたくさん穴をあけておくよりは、少しずつ穴をあけてすぐ糸に通してしまう方が良いようです。
穴をあけるときに奥の殻までもしっかり大きな穴をあけようとすると、力も要りますし、どんぐりが割れやすくなりますので、無理しないで最後の奥の殻は軽く小さな穴を空けておき、あとは針にまかせました。針は細いからかすんなり通りましたよ。
しかし私は穴開けを針任せにしすぎて針を曲げてしましました。力加減には注意が必要です。
②針で糸を通します
このとき貫通した針がうまく抜けないことがあります。そのときはラジオペンチで引き抜くと簡単に抜けましたよ。
くれぐれもケガにはご注意ください。
③真ん中あたりでクヌギのワンポイントを通します
④最後まで通したら、最初の一個に通します。
⑤結んで完成!
糸同士を結んで完成です。
ネックレスより小さなブレスレットを作りましたが、なかなか根気が要る作業でした。
アラカシのとんがり部分が肌に当たると痛いので、お子さん用に作る場合は作成前にあらかじめ軽く紙やすり等で削っておくといいかもしれません。
スポンサーリンク
どんぐりペンダント
上で紹介した、Tピンや9ピンで、帽子つきのどんぐりパーツを作ったら、鎖や紐、毛糸に通すsだけで素敵なペンダントになりますね。
バザーなどのために大量生産にも向いてますよ。
今回私はちょっとおしゃれにウッドビーズで作ってみました!
ウッドビーズとどんぐりペンダント
どんぐりとウッドビーズの相性はとても良いですよね。今回はザ・ダイソーで購入したウッドビーズとクヌギのどんぐりでペンダントを作ってみました!
材料
クヌギのどんぐり&どんぐり帽子
Uピン(100円ショップ、ザ・ダイソー)
ウッドビーズ(100円ショップ、ザ・ダイソー)
ゴムテグス(100円ショップ、ザ・ダイソー)
ラジオペンチ
目打ち
作り方
①クヌギどんぐりと帽子に金具をつけます。
先ほど紹介したどんぐり帽子に金具をつける方法を使って金具をとりつけます。すぐ作りたくなってしまいますがよく乾くまで待ちましょう。
②ゴムテグスを作りたい大きさより長めに切ります。
③ウッドビーズを通します。
私は息子(3歳)にこの作業をお願いしたため、ウッドビーズの入れ方がランダムです。
また、ウッドビーズ1袋で紐に通して出来た長さは、直線にすると約63㎝でした。(息子がいくつか無くしていなければですが)
長さとしては子どもにはちょうど良かったのですが、大人にはゴムテグスで作ったから使用出来ますが、もう少し長い方が見た目にも使いやすさにもいいと思いました。
好みの問題ではありますが、私が自分用に作るならウッドビーズは2つ買って長さを調節するかなと思います。
息子がビーズを通しながら何度どか床に落としたので正確な個数かは不確かですが、確認できただけで一袋63個は入っていましたので、大体半分の31個くらいでクヌギのどんぐりを入れます。
その後残りの半分を通します。
④ゴムテグスを結びます。
ビーズやクヌギどんぐりパーツが全部通ったら。ゴムテグスが見えないようにビーズギリギリで縛ります。ほどけないようにぎゅっと固結びします。
縛ったら余分な部分を短く切っておきます。
⑤結び目をウッドビーズ内に隠します。
目打ちを使って結び目を中にしまい込んでしまいましょう。
⑥完成です!
子供たちお気に入りのペンダントです。
ずっとクヌギを触っていますのでいつまで持つか…という感じですが、気に入ってもらえて良かった!
スポンサーリンク
木の枝にどんぐりペンダント
どんぐりをペンダントにするのには、金具がなくたって問題ないです。土台にどんぐりを貼れば素敵なペンダントパーツになりますよ。
今回は木の枝にどんぐりを貼ってみましたが、ダンボールだって素敵なペンダントパーツになります。
お子さんとの工作にも向いていますね。
材料
短く切った木の枝
どんぐり
ボンド
スエード調ひも(100円ショップザ・ダイソー)
作り方
①どんぐり本体とどんぐり帽子を固定します
金具はつけないのでただボンドで固定するだけです。良く感想するまで待ちましょう。
②木の枝にどんぐりを張りつけます
何かを支えにしてどんぐりが固定したい位置にくるようにして貼り付けます。難しかったです。よく乾燥させます。
③先に紐を結びつけます
④完成です!
今回はどんぐり2つ貼り付けましたが、個数はお好みで、他の木の実を貼り付けてもかわいいですね。赤い実をつけると色合いがキレイでしたよ。
私は自分で枝を切りましたが、100円ショップのセリアにはクリスマス飾りのコーナーに今回使用したような小枝も売っていました。さら枝を斜めに切ったウッドチップもありましたので、それをペンダントにしても素敵だと思います。
大人数に配り物で作るなら、紐を毛糸で作るのもかわいいですよ。
ぜひ色々とアレンジしてみてください!
どんぐりイヤリング(ピアス)
どんぐりを使用してちょっぴり大人なイヤリングを作ってみました。たかがどんぐりですが、こうしてみるとかわいいですよね。
女の子はもちろん、大人もいけるんじゃないでしょうか。
パーツさえ出来れば簡単にできますのでぜひ試してみてください。
材料
Tピンをつけたどんぐり2つ
丸カン
イヤリング金具(ピアス金具でも可)
葉っぱのレース2枚(100円ショップセリア)
ラジオペンチ
今回使用した金具は私が以前から持っていたものですが、100円ショップでも販売されています。
レースも少し前に購入したものですので全く同じ物が現在販売されているかは分かりませんがレース自体は色々と置いてあるのでお気に入りの物を探してみてください。
作り方
①丸カンに全ての物を通して完成!
丸カンに通す順番や向きを揃えるようにさえ注意すれば大丈夫です。
レースの先の通しやすそうな所を狙って丸カンを通しました。
どんぐりを2つ同じくらいの大きさを揃えられるように予備を含めていくつか拾っておきましょう。
スポンサーリンク
おすすめどんぐり本・絵本
どんぐりアクセサリをつけたら、どんぐり絵本を読んでみませんか?
おすすめのどんぐり絵本を2冊と、お近くの気になるどんぐりの種類を見分けるための本を紹介します。
「どんぐりむらのぼうしやさん」 なかや みわ
3人(?)のどんぐりが開くどんぐりむらのぼうしやさん、ちっとも帽子が売れないので、むらの外へ売りに行くことにしました。そこで見つけた素敵な帽子のアイデアとは…?
そらまめくんシリーズやくれよんのくろくんのシリーズでも人気な、なかやみわさんの絵本です。どんぐりむらシリーズもたくさん出ていておもしろいですよ。
自分も素敵な帽子が作りたい!という気持ちになりますね。
「どんぐりころちゃん」 みなみ じゅんこ
「どんぐりの呼び名事典」 宮国 晋一
どんぐりの種類が載っている図鑑を調べても、同じようなどんぐりが見つからない場合がありませんか?同じ種類のどんぐりでも、個体差で細長かったり、丸かったり、帽子が大きかったりと見た目が変わってくるようです。
この本には1つのどんぐりの種類に様々な個性を持ったどんぐりの写真を見やすく載せてくれていますので、拾ったどんぐりの種類が見分けやすいです。
写真が豊富で、見るだけでも楽し本ですよ。日本産のどんぐりだけでなく、大きな公園で見られる外国産のどんぐりについての記載もあります。
まとめ
今回はどんぐりアクセサリーの作り方を紹介しました。
どんぐりアクセサリーはパーツさえ作ってしまえば簡単でしたね。
・どんぐりの帽子ごとパーツを作る場合は、帽子と本体に分け、帽子は内側から本体はもちろん外から割れないように控えめに穴をあけておく。
・どんぐり本体に穴があけられるようなら9ピンを使う、堅くて穴を空けられない場合はTピンを使う。
ということでしたね。どんぐりに穴をあける場合はくれぐれもケガに注意し、作業してください。
どんぐりでアクセサリーかわいいですよね。お子さんに、そして自分用にもお揃いで作ってみてはいかがでしょうか。
バザーなどに大量に作る場合もおすすめですよ。
お子さんと一緒につくる場合は「どんぐりで工作!幼児でも簡単にできるリースなどかわいい作品まとめ!」の記事もご覧になってみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございました。