秋になるとたくさんのどんぐりが落ちていますよね!
私は子供時代にどんぐりを集めることが大好きだったのですが…今も大好きです!
子供が拾っていると、つい夢中になってどんぐりを集めてしまします。
そんなどんぐりを集めた後、こどもと一緒に何かを作りたい!
この記事では、そんなときのためのアイデアをまとめてみました!
どんぐりの下処理(消毒)
せっかくどんぐり工作をして、飾って置いたら中から虫が…!!
考えただけでぞっとしますね。
そんなことにならないように、まずはどんぐりを拾ってきたら下処理をしましょう!
拾ってきたらなるべく早めにやるのがおすすめです!
1,どんぐりを選別する
どんぐりをよく見て穴の開いているものや、色が変わっている物は、はじいておきましょう。
虫がいたり、腐っていたりする可能性があります。
どんぐりの中の“虫”の正体とはなんなのでしょうか?
どんぐりの中の虫、寄生虫なの?人間に害は?
どんぐりの中の虫、基本的にはチョッキリ虫と言われる虫や、蛾の仲間が多く、人間に害を及ぼすことはないと言うことです。
しかし虫が出てくるというだけで、私は気になってしまします。
穴が開いているどんぐりの中にはまだ虫はいるのでしょうか?
どんぐりの穴は虫が出た後?入ったあと?
どんぐりの穴は虫が入ったあとなのでしょうか?出た後なのでしょうか?
なんと正解は“両方”ということです。
どんぐりを食べる虫はたくさん居て、その中にはどんぐりが地面に落ちるとすぐに出て行ってしまう虫もいれば、地面のどんぐりの中にいる虫もいるようです。
ですので、外から見ただけではそのどんぐりの中に虫がいるのかどうかの判別は難しいのです。
2、どんぐりをよく洗う
水を張ったバケツにどんぐりをいれましょう。浮いてきた物は除きましょう。
中身が虫に食べられているので軽くなっている可能性があります。
沈んでいるどんぐりをキレイに洗います。
たくさん拾ってきたのに、大分少なくなりますよね。
穴がなければ虫はいない?
どんぐりに穴がないのに、なんで虫がいるの?どこから入るの?
穴がなく、キレイなどんぐりを拾ったはずなのに中から虫が出てきた!ということもありますよね。
私はあの虫の進入口がずっと気になっていたのですが、調べたところどうやらどんぐりがすごく小さな時に卵を産み付けられていたため、どんぐりの成長と共に虫の進入口の穴が塞がったということのようです。
3、お湯で煮る
お鍋にお湯を沸かし、沸騰したらどんぐりを入れ、5分~10分ほど煮ます。
お湯で煮る方法以外にレンジやオーブンで焼く方法やお酢につける方法、長期間冷凍庫に入れておく方法もあるようですが、私は煮るのをオススメします。
レンジでは爆発の可能性もあるようですので怖いですよね。
お鍋はいつも使用しているものを使用するのは気になってしまうので、使い古して子供の外遊び用に渡したものを使用しました。
100円ショップで購入するのもいいですよね。
4、乾燥する
日陰で干しましょう。
日向に干したところどんぐりの殻が割れてしまいました。
私はたまにコロコロさせながら2~3日干します。
せっかくの乾燥中のどんぐりが雨に濡れないように注意です。
乾いたら完成です!
たくさん拾ってきたのに、大分減ります。
けれど、これで安心してどんぐりで工作できますね!
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どんぐりコマ
どんぐり工作というとまず思い浮かぶのはこちらではないでしょうか。
材料
どんぐり
キリ
つまようじ
接着剤
はさみ
作り方
誰もが一度は手にしたことがある!?どんぐりコマの作り方です。
1、どんぐりの頭の部分にキリで穴をあけます。
小さなお子さんには危険ですので大人がやるのがいいですね。
中央に穴を開けるのがなかなか難しいです。
2、穴に爪楊枝を刺します。
爪楊枝の先に接着剤を塗り、どんぐりの穴を開けた部分に差し込みます。
このときどんぐりによって刺さり具合が違いますので(私だけでしょうか。)差してから余分な爪楊枝を切り落とします。
どんぐりやじろべえ
コマを作ったらやじろべえも作りたくなりますね。
材料
どんぐり3個
たけひご
キリ
接着剤
はさみ
作り方
どんぐりやじろべえの作り方です。
1、どんぐり2つに穴をあけます。
どんぐりコマの要領と同じです。キリを使って穴を開けます。なるべく同じような大きさで同じような重さのどんぐりを使用し同じようなところ(中央)に穴をあけると左右対称なやじろべえができます。
左右非対称も楽しいですが、最初は左右対称を目指しました。
2、竹ひごを同じ長さに二本切ります。
最初は長めに2本切っておきます。
3、最後のどんぐりに穴をあけます。
まだ穴を開けていない残りのどんぐりの斜めしたあたりに左右対称に2カ所穴を開けます。
4、竹ひごとどんぐりを合体させます。
竹ひごの先に接着剤をつけ2つ穴を開けたどんぐりの穴に一本ずつ差し込みます。
5、残りの2つも差し込みます。
まだこの2つには接着剤は塗りません。塗らずに差し込んで左右のバランスをみます。
6、バランスを整えます。
中央のどんぐりを指に乗せ、左右のバランスが極端にくるっていないかを確認します。
大丈夫そうでしたら接着剤で固定してください。あまり極端にバランスが取れないようでしたら竹ひごを切ることで調整してください。
アレンジ
どんぐりに顔を描いて装飾したり、竹ひごの本数を増やしてみたりしても楽しいですね。
全然違う大きさのどんぐりを左右につけ竹ひごの長さで調整するのも面白いです。
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どんぐりペンダント
どんぐりをペンダントにしてもかわいいですよ。お子さんと一緒に付けたり、子供祭りなどのお子さんの出し物の商品としても向いています。
材料
どんぐり
毛糸
厚紙(お菓子の空き箱等)
のり(接着剤)
穴開けパンチ
お好みで絵の具やクレヨン、ペンなど
作り方
どんぐりペンダントの作り方です。
1、厚紙を丸く切る(好きな形でもOK)
厚紙を3~4㎝の円形に切ります。
2、パンチで穴を開ける。
画用紙が小さい場合は作品が完成したあとに直接毛糸をつけた毛糸針で刺してもいいと思います。
3、色を塗ったり自由にお絵かき
お子さんに自由に色を塗ってもらってください!
4、下処理済のどんぐりを貼る
のりでペタペタ貼ってもらいます。
5、毛糸を通す
完成!お好みでどんぐり以外にも木の実やビーズを貼ってしまいましょう
Tピン9ピン金具があればどんぐりに直接金具をつけられます!
ホームセンターや100円ショップでTピンや9ピンを購入すれば直接どんぐりに金具をつけてペンダントが作れますね。
穴を空けるのは難しいので、お子さんだけでは難しいですが、すてきなアクセサリーになります。
ヒートン金具を使用するのもいいですね。色やサイズも選べて楽しいです。
どんぐりに金具をつける方法については「どんぐりでアクセサリーの作り方!100均グッズで手作り出来る簡単かわいい作品まとめ!」の記事で紹介していますのでそちらを参考になさってみてください。
どんぐりぼうしの布どんぐり
どんぐりの使用法によっては帽子だけ余ってしまうなんてこともありますよね。そんなときに帽子だけでも作れる小物として大活躍なのがこのどんぐり帽子を使った布どんぐりです。
どんぐり本体と違って虫の出てくる心配もありませんから、きれいに洗えば(心配なようでしたら酢水で少し漬けて消毒して)使用できます。
さりげなくつけているとかわいいですよ。お子様にも大人気ですが、工夫すれば大人もピアスやペンダントにおしゃれですね。
お子様と一緒に作りたいという方は
クリスマスプレゼント手作りが人気!子供・幼児向け簡単おすすめアイデア!
の記事でも作り方を紹介しています。
材料
どんぐりの帽子
布
針
糸
中綿
作り方
どんぐり帽子の布どんぐりの作り方を説明します。
1、どんぐりの帽子に合わせた大きさの布を丸く切る
(1㎝のどんぐりの帽子だと薄い布で直径3、5㎝くらいの丸で大丈夫でした。布の厚さや帽子の大きさで多少変わってきます。)
隠れてしまう部分なのでフリーハンドで大丈夫です!
2,ざくざく縫う
1㎝のどんぐり帽子で直径3.5㎝の布を使用してみました。。
1.5㎝の帽子に伸ばすと直径2,5㎝のフェルト生地を使用してみました。
最後に絞るので、あまり細かすぎると絞りつらいです。ぎゅっと絞れるよう2本取りで縫いました。
縫ったあとは最後はまだ糸を切らずに針のついたまま。このとき糸が長く残るように糸は長めに用意しました。
3、中に綿を入れて絞る
綿はほんの少しで良いのですが、布がパンと張っていないと出来上がりがキレイでないので、入れすぎない程度にパンと張れるようにします。
布端が多いようでしたらここで切り落とします。
フェルトの場合は一周ぐるりと縫い終わった後ぎゅっと絞ってもすぐ開いてしまうと思いますので、余分な布端を切り落としたあとは、縫った箇所を対角線上に何度か縫い、開かないようにしておくとやりやすいです。
4、どんぐりぼうしと布を合体させる
針をどんぐり帽子の裏側から中央に穴をあけながら通して表に引き抜きます。
布の端が帽子に全部入り込むように入れ込んでみて、ちょうどよく入るようだったらボンドを塗って固定します。
上手く入り込まない場合は
・中綿の量が多い・少ない→量を調節しましょう。
・布端が多い→切り落としましょう。
・布が堅い&分厚い→縫った箇所を対角線上に縫い開かないようにしましょう。
・布と帽子のサイズがあっていない→他に合うサイズの帽子がないか探し、無いようでしたら残念ながら布を切るところからやり直しです。
5、糸を適度な長さに切って完成!
最後にお好みでこの糸にビーズを通してもかわいいですね。
アレンジ
厚みのある生地(フェルト等)を使用する場合は綿はほんの少しで大丈夫です。調節して色んな生地で挑戦してみてください!
ビーズや刺繍で目をつけたり、クヌギのどんぐり帽子を使ったり、布とどんぐりの作品も幅広くれそうですね。
羊毛ボールを作って中にいれても素敵です。考えるだけで楽しくなってしましますね。
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ダンボールで作るどんぐりや松ぼっくりのリース
どんぐりとダンボール、そして毛糸があれば立派なリースになります。
拾ってきた木の実でお子さんと一緒にクリスマス準備いかがですか?
材料
どんぐり
段ボール
コンパスまたは大小丸形2つ
のり
毛糸
絵の具やクレヨン
まつぼっくりや他の木の実、落ち葉など
作り方
ダンボールで作るどんぐりや松ぼっくりのリースの作り方を説明します。
1,ダンボールをドーナツ形に切ります。
うちの場合はダンボールの上に丸いボールを乗せ、私がそれを押さえ、子どもに丸をなぞってもらいました。
ダンボールを切りたがったのですが3歳児には力が足りず、難しかったようです。
4歳になった今はダンボールを切れるようになりました。
2、クレヨン等で絵を描きます。
はみ出し注意で厳重に新聞やシートを敷いて、自由に描いてもらいました。
3、毛糸を巻きます。
私は今回は子どもに毛糸を巻いてもらいました。たくさん巻いたので下に描いた絵が見えなくなってしまいました。
毛糸の場合たくさん巻きたい場合は一本取りですと時間がかかりますので今回は2メートルくらいに切った毛糸(色違い)を2本用意してそれを二つ折りにして重ね4本取りで巻きました。
2、3は絵の具を使ったり、色紙を貼る、リボンや布を巻いても素敵ですね。塗り方にムラがあったり、絵の具を盛りすぎてしまったり、妙なところに着いた指紋も作品のいい味となります。
せっかくはじいて浮き出たクレヨンの線をこれでもか!と消している様子も微笑ましいものです。
4、のりでどんぐりや飾りを貼ります。
うちのこどもは3歳と1歳ですので、自由にのりを使用させるときは幼児用ののりを使用しています。ホルムアルデヒドを含まずとうもろこしデンプン100%使用の商品です。
自分でご飯からでんぷんのりを作ることも考えましたが、カビが心配なのでこちらにしました。
二人を制御出来ず、気づくとあちこち糊まみれです。
大きいサイズを家で使う用にしています。
外で使う時&2つなくて兄妹ゲンカが始まったら小さいタイプのこちらを出します。
懐かしのフエキのどうぶつのりですが、今はカラフルな商品も出ていてかわいいですね。
5、よく乾燥させて完成!
せっかくの作品が壊れてしまったら悲しいので、2~3日よく乾燥させてから吊すようにします。
子ども用ののりだけでは、乾いた後に取れてしまいますので、あとから大人が木工用ボンドでしっかりと貼りました。(こっそり)
木工用ボンドを使用する場合は、私はこちらの商品を使用しています。ホルムアルデヒドやフタル酸系可塑剤を使用していないのでお子さんに渡す作品でも比較的安心して使用できます。
アレンジ
ポンポンと重ねたり、ボタンをつけてみました!色んな木の実や葉っぱをつけるのも楽しいですね。
100円ショップ「ザ・ダイソー」で購入したボールピック(ネイビー)が大活躍でした。
小さく簡単に作れば子どものクリスマス会での配り物としても活躍できると思います!
どんぐり飾り
どんぐりとダンボール、木の枝。小さなお子さんが好きな物をペタペタ貼っているのを見るのは楽しいです。大人にはない発想で素敵な作品を作りますよね。でも作ったあとどうしようとずっと思っていました。
せっかく頑張って作ってくれた作品、飾りにすると秋冬の飾りとして素敵ですし、お子さんも喜んでくれますのでぜひオススメです。
材料
どんぐり
段ボール
のり
絵の具やクレヨン
まつぼっくりや他の木の実、落ち葉など
作り方
どんぐりアート飾りの作り方を説明します。
1,ダンボールを好きな形に切ります。
力がいるので、あらかじめ大人が切っておいたり、こんなっかたちが良いと書いてもらったものを大人が切るといいです
2、クレヨン等で絵を描きます。
はみ出し注意で厳重に新聞やシートを敷いて、お子さんに自由に描いてもらいましょう。
3、絵の具で色を塗ったり何かを巻いたりします。
2、3は他の画材や色紙を貼るなどの作業でもいいですね。塗り方にムラがあったり、絵の具を盛りすぎてしまったり、妙なところに着いた指紋も作品のいい味となります。
せっかくはじいて浮き出たクレヨンの線をこれでもか!と消している様子も微笑ましいものです。
もちろんダンボール素材そのものを使用してもいいですね。
4、乾燥させます。
5、のりでどんぐりを貼ります。
6、よく乾燥させて完成!
つるす場合は2~3日よく乾燥させてからにしましょう。
せっかくの作品が壊れてしまったら悲しいですからね。お子さん用ののりだけでは、乾いた後に取れてしまいますので、あとから大人が木工用ボンドでしっかりと貼りましょう。
毛糸や木の枝とどんぐりモビールにして一緒に秋の飾りを
完全に乾かしてからダンボールに穴を開ければ壁飾りにもなります。
木の枝にぶら下げれば素敵なインテリアですよ。
まとめ
今回は
・どんぐりコマ
・どんぐりやじろべえ
・台紙に貼ったどんぐりペンダント
・どんぐり帽子の布どんぐり
・どんぐりで飾ったダンボールリース
・どんぐりをペタペタ貼ったどんぐりアートの飾り
を紹介しました。
秋にたくさん落ちているどんぐり、ついついたくさん拾ってしまいます。
拾ってきたらそのままにしておかず、消毒して工作すれば、親子で秋を楽しむことができます。
それを飾れば秋の素敵な飾りになって楽しいですよ。
お子さんと一緒に秋を楽しむ手助けになれれば嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
お子さんも喜ぶアクセサリーの作り方の記事はこちら
「どんぐりでアクセサリーの作り方!100均グッズで手作り出来る簡単かわいい作品まとめ!」