前回、念願の薪ストーブを購入しました。
屋外で薪ストーブを常設し長持ちさせたいため、薪ストーブ小屋を作成することにしました。
薪ストーブですので薪も保管しておかないといけません。薪棚も必要になってくるので、2つ合わせてDIYしていこうと思います。
今回はその制作過程を写真付でまとめてみました!
設置場所の検討
我が家の庭は南側にあります。庭の向こうは一段高い土地の擁壁があります。
大まかに、芝生スペースと少しの畑と分かれています。
南側の擁壁近くはあまり日が当たらなく植物も植えられないのでこちらに設置することにします。
右側の棒が立ってるあたりに境界杭があります。
基礎
まず、設置場所の芝生を剥がします。去年の秋ぐらいに張ったので鎌を使い剥がしていきます。
炉台部分と基礎の束石を置く部分を掘削していきます。我が家の庭は元々とても固い地盤です。芝を張るために10㎝ほど土を持ってあるので、その部分を削り取っていきます。
砂利を入れ、転圧していきます。
砂を入れ、鏝で成らしていきます。
スポンサーリンク
炉台
炉台は、メイン部分を30㎝×30㎝のコンクリート平板9枚と縁の部分を御影石ピンコロ29個を使います。
水平器とゴムハンマーを使い、平板を並べていきます。
御影石は表面がボコボコしているので高さはだいたいで。平板1辺につき3個で並べて行きます。
並べ終わりました。
基礎の羽子板付ピンコロも並べました。モルタルで固定はせず、間に砂を入れています。しっかり入れば結構動きません。
羽子板付ピンコロ
|
上棟
いよいよ、建物部分です。
木材は基本SPF2×4材で作っていきます。
ホームセンターで12F材を購入し、カットしてもらいました。
屋外に置くので、防虫、防腐効果のある塗料を塗っていきます。
使った塗料は、カインズオリジナルの水性塗料のウォルナットです。
カインズ WOOD水性木部保護塗料 ウォルナット 0.7L
|
製造元は安心のアサヒペンです。木目を活かしたステイン仕上げが出来ます。
壁ごとにある程度平面で組み立てておきます。
ビスは65㎜のコーススレッドを使用してます。割れを防ぐため、2㎜のドリルで下穴を開けました。
組み上げた物から束石の羽子板に固定していくのですが、こんな物を使います。鉢底ネット的なものです。
束石と木が接触する部分に雨水が溜まるので間に入れ、腐食しにくくします。
上棟しました。柱は6F。横は900㎜です。
同じ物を3組建てました。3組を繋ぐ横材を水平を確認しながら取り付けました。
手前の未塗装の2×4材は支えのため、仮付けをしています。
スポンサーリンク
屋根部分
垂木を載せる角度に合わせ、柱をカットしていきます。
使用する垂木は30×40の杉の野縁材です。1820㎜が6本束で販売されてる物です。長さは1100㎜。ピッチは500㎜にしました。
続いて横桟です。
使用したのは赤松KD材30×40を使います。こちらを2195㎜にカット。3本載せました。
屋根材はガルバリウム鋼板。8尺を2枚購入しました。ディスクグラインダーで半分にカットします。
使用したディスクは金の卵Zです。
屋根に載せていきますよ~。
ストーブと煙突を仮置きして、穴を空ける位置をマーキングしてディスクグラインダーで空けました。屋根の固定は、ガルバ用釘で行いました。
煙突開通!
隙間を耐火パテで埋めていきます。
使ったのはこちら。どこのホームセンターにも置いてありました。
内外共に塗っていきます。
垂れてしまうんじゃないかと心配でしたが、非常に塗りやすかったです。
見栄えが悪いので外側にφ100煙突用のステンつめ付リングを付けます。
スポンサーリンク
煙突の固定
カインズの煙突のコーナーにちょうど良い煙突固定金具がなかったため、ステンレスのステーを使って自作します。
木っ端にコースレッド打ち付け、治具を作り、端を曲げていきます。
同じ物を4つ作りました。
ホンマ製作所のシングル煙突用二つ割りを使い、固定しました。
薪棚の作成
右側の薪棚部分に棚を付けます。この辺は、端材と思いつきでやってるのでざっくりです。
下段部分です。2×4材を縦に使います。65㎜のコーススレッドだと届かないので、8㎜のドリルで途中まで穴を空け固定しています。
上段部分です。切り込みを入れて鑿(のみ)で抜いていきます。
余った野縁材を使います。
筋交い
筋交いの本来の役割は、耐震性や補強ということですが、ここでは薪が棚から落ちてこないようにするためと見た目で施工しています。
柱が2×4材ですので、1×4材を2つ重ねると同じ厚さになります。
切り欠きは現物合わせで切断していきます。
付きました。
バランスが悪いので反対側も付けます。
完成しました!
スポンサーリンク
まとめ
今回は薪ストーブを常設することが出来る薪棚を実際に作った工程を写真付で紹介してみました。
2×4材を使用し、簡単な基礎・屋根付です、
室内の薪ストーブと違って暖房としては使用しませんのでクッキングストーブとして使用するには薪も十分な量を置くことができます。
お米を炊いたり、外で煮込みうどんなど、友人を招いたときにも楽しめます^^
味も最高ですよ!
クッキングストーブ購入の記事はこちら
「薪ストーブ外用を庭に設置!キャンプ用にもおすすめ!手軽に試せるクッキングストーブで薪生活!」
最後まで読んでくださりありがとうございました。
*この記事はこのブログの主な執筆者の夫「父」が書きました。他にも父の書いた記事はこちら*
「ダイソースキレットはIH対応?100均の「200スキ」シーズニング&アヒージョなど簡単レシピ!」
「薪ストーブ外用を庭に設置!キャンプ用にもおすすめ!手軽に試せるクッキングストーブで薪生活!」
「秩父鉄道SL予約なしで乗る方法&予約方法!値段など親子で楽しむパレオエクスプレスの旅!」
「越乃シュクラの予約方法は?越乃shu*kura(こしのしゅくら)の乗車券購入体験まとめ」