- 薪ストーブが欲しい!薪割りがしたい!
しかし、家を建てる際、施工会社に薪ストーブについて訪ねたら薪ストーブの設置費用は薪ストーブ代、建物工事費など合わせるとおよそ100万円は見た方がいいと言われ、その費用が捻出出来ず断念することに…。
他にも薪ストーブの室内設置には、うちの場合小さい子どもの火傷やケガの心配、狭いリビングがさらに狭くなる心配もあります。
また、実際に薪ストーブを購入してみたはいいものの面倒になってしまったらどうしようなんていう不安も少し…^^;
様々な不安はあるものの、それでも薪ストーブへの夢は捨てられません。
しかも、いつかではなく、今すぐ欲しいのです!!
そんな中で発見したのが“クッキング薪ストーブ”です。
今回はこのクッキング薪ストーブについてその使い方やおすすめな点、私が実際使ってみた感想などをまとめてみました!
目次
クッキングストーブとは
私の実家では昔から、こんなカマドを使っています。
しかし、カマドが欲しいわけではない…
薪ストーブが欲しい!薪ストーブの中で揺らめく炎がみたい!!のです。
そこで、あれこれ検索しました。
最初に見つけたがこちら。
鉄製とステンレス製がありますが、鉄製はなんと4000円代からと価格も手頃で
50㎝の薪が入るのも魅力的です。
こちらは煙突、ガラス窓は別売りです。あ、セットで販売の物もあります。
しかし、形が好みではない…
そこで探し続けた結果、私がたどり着いたのがこちらのストーブです。
薪ストーブをお探しの方なら一度は聞いたことがある、有名なホンマ製作所の商品ですので安心して購入できるのも嬉しい点です。
ホンマ製作所のオンラインショップではかまどのカテゴリーにあるので、薪ストーブというよりどっちかというとかまどよりなのですが。
気に入った点としては、純正でガラス窓、煙突付き!色もミリタリーグリーンで男心をくすぐるところです!
値段もお手頃で、私が楽天で購入したときの価格は送料込みの7369円!このお値段は嬉しいですよね!
燃焼効率を上げるため、我が家では煙突を2本追加して延長しています。
時計型ストーブやクッキングストーブは、安価で、軽量、コンパクトというこで、冬にキャンプに行く方がテントの中で暖房として利用されているようです。薪ストーブキャンプ!いいですね~。
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クッキングストーブで出来ること向いていること
それではクッキングストーブで出来ること、向いていること、クッキングストーブの良いところをひとつずつみていきましょう^^
◎庭でカマドとして設置し使える・料理ができる
クッキングストーブですので料理ができます。
まず、天板部分ですが天板部分を外し、羽釜を入れ込むことが出来ます。組蓋になっており、羽釜のサイズに合わせて円を外せますので、様々なサイズの羽釜に対応出来ます。
まだ羽釜を購入出来ていないのですが、購入したあかつきには、お釜でご飯を炊いてみたいと思っています!釜で炊くご飯^^おこげ最高ですよね!
また、組蓋を外さず、フラットな天板としても鍋やフライパン、土鍋を載せることもできます。スキレットやダッジオーブンを使うことも出来ます。
昔ながらのカマドとしても、おしゃれにスキレットで料理をすることも、両方の使い方が出来てお得ですね!
◎価格が安い
お値段なんと数千円~!!
薪ストーブを家に設置したいと思ったら、本体の値段もさることながら、防火対策や煙突工事費など予算は100万円は見たい…などと言われますよね。
もちろんうちはそんなお金を出す余裕はなく、しかし薪ストーブへの憧れはありましたのでこのお値段で購入できることは大きな魅力でした。
◎デザインがおしゃれ
昔ながらのかまども素敵なのですが、ミリタリーグリーンで見た目もオシャレです。これなら奥さんからも「かわいい」なんて言ってもらえ、庭に設置の許可もでやすいのではないでしょうか。
◎持ち運び可能!アウトドアに便利
うちでは常設にしましたが、取っ手がついているのでキャンプに持って行ったりとアウトドア用としても使用出来るのが魅力ですね。料理だけでなく冬のテントでの暖房として仕様する方もいるようですが、基本的にテント内では火気厳禁のようですので注意が必要です。
◎軽量&コンパクト
持ち運び出来るくらいですので軽量です。
本体の重さは6㎏ほど。室内でよく見る重厚な薪ストーブに比べるとその差は歴然ですね。
大きさもφ350×H425㎜とコンパクトですので場所をとりません。
付属の煙突ならストーブ内に収納出来ます。
◎薪が使用出来てエコ
なんといってもガスも電気も要らず、薪が燃料ですので、不要で切り倒した木材を使用することが出来るのは非常にエコです。
光熱費を気にせず料理できるので長時間の煮込み料理に向いています。
昔ながらの木を燃料とした炎での料理は環境にも優しいですね。山や木の生えた土地をお持ちの方は持っている資材を利用できて良いですね。
◎手軽に始められる薪ストーブ
大金をかけて購入し、家の壁に穴をあけ、耐火のレンガまで貼って薪ストーブを設置した場合、使ってみたら大変だしやーめた!なんてなかなか出来ませんよね。
薪ストーブを設置したなら、山を持っていて木が余るほどあるなんていう場合を除いて、年間を通して薪を集めなくてはという思いを常に抱えてお過ごしのことが多いかと思います。
薪割も思っていた以上の重労働です。
薪ストーブはたくさんの魅力がありますが、ボタン1つで温かかくなる便利なエアコンに比べたら火をつけるのも手間がかかります。
暖かい室内では木の中で眠っていた虫たちも目覚めて出てきて遭遇!なんてことも…
でも、せっかく薪ストーブを設置したから火をつけなくては!!なんてプレッシャーに感じてしまうこともあるかもしれません。
大金をかけて薪ストーブを設置するのには色んな不安がよぎるものですが、数千円で始められるクッキング薪ストーブならうまく続けられなかった場合も小さなダメージで済みます。
いずれは室内に薪ストーブを設置したいとお考えの方も、少しでも不安があるならその練習としてまずはクッキング薪ストーブを使ってみるのはいかがでしょうか?
◎子どもに“火”を教えられる
便利なIHクッキングヒーターの普及で、家庭で火を使う機会が減ってきました。
火傷をしないことは安全かもしれませんが、火を知らないで育つことになりますね。
炎の恵みもその恐ろしさもしらないまま育つことはいざと言うときに大きな火傷を引き起こしたり火を極端に怖がってしまったりと将来にとって不安を残すことになります。
身近に火が存在することで子どもが学ぶことは多いことでしょう。
木材の燃える匂いとパチパチと音をたてて燃える木材の雰囲気を感じる、どこか懐かしい環境を用意してあげられるのは素敵なことではないでしょうか。
クッキング薪ストーブを庭に設置して、こどもと一緒に週末はお庭で手軽にアウトドアクッキングはいかがでしょうか?
◎いざというときの災害対策にも
突然の災害は誰にも予測できませんよね。電気もガスも来ない!という時にもクッキング薪ストーブなら、マッチやライターなどで火起こしして料理ができます。
冬ならば暖房の代わりにもなりますね。夜ならば明かりの代わりになることもあります。
災害で不安な心も、暖かい炎が和らげてくれるかもしれません。
◎楽しい炭作りも
炭には消臭効果があります。
松ぼっくりや、栗、とうもろこしなどの炭を作り、お部屋に飾ってみてはいかがでしょう?
作り方は、お菓子などの缶に数カ所穴を空け、中に炭にしたい材をいれます。
蓋をして炉内へ。空けた穴から水蒸気がでてきます。水蒸気が収まったら、炉内から取り出し十分に冷やして出来上がりです。
◎男は火を見るのが好き!憧れの薪割も!
男は火遊びが大好きです。
パチパチと薪が爆ぜる音、炎の1/fの揺らぎ、ずーっと見ていても飽きません。
燃料は薪ですので、当然薪割も行います。楽しいですよ~
パッカーンと割れる最高に気持ちいいです。
しかし、なかなか割れにくい木も…その場合はかなりの重労働になりますが…
斧などの道具にも拘りたくなりますね。
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クッキングストーブを組み立てる
本体には付属の説明書がついていますが、それが非常にシンプルなのです。
なんというか、注意事項しか書いてない…
煙突などの部品は本体に収納されています。
まず部品を全て出し、底に目皿をセット。煙突を組み立て、火の粉止めを設置。最後に取っ手を付けるという手順で設置しました。
最初に火を入れるときに、塗料の焼ける匂いが臭いという話がを聞きましたので、調理をする前にまずは試し焼きをしてみることにしました。
着火剤は持っていなかったので、焚き付けは松ぼっくりと杉の樹皮で行い、その上に細い木を組んで火を付けました。
3時間くらい燃やしていたのですが、私の場合は花粉症?のせいか、臭い匂いは感じませんでした。
まとめ
この記事では安価でコンパクトでありながら料理も出来る薪ストーブ「クッキング薪ストーブ」についてご紹介しました。
手軽に薪ストーブを手に入れて薪と火のある生活を楽しめます。
本格的な薪ストーブを導入する前の練習的役割の導入としてもオススメですね!
我が家では、こちらのクッキングストーブは庭に、いつでも手軽に使えるように常設します。
少しでも長持ちをさせるために、屋根をつけ、隣に薪棚をつけ、ストーブ小屋兼薪小屋も作成しています。
ストーブ小屋兼薪小屋の作り方&実際に作った経験談も記事にする予定ですので、読んでくださると嬉しいです!
→【ストーブ小屋兼薪小屋の作り方記事はこちら※準備中】
庭ですので外から見え、薪ストーブを使っている方から声をかけてくださる経験もありました^^
薪ストーブ仲間の方と一緒に薪を取りに行ったりと、薪ストーブで広がる人とのつながり、楽しいですよ~!
ぜひこれをお読みの皆さんも仲間になりませんか?
最後まで読んでくださりありがとうございました。
*この記事はこのブログの主な執筆者の夫「父」が書きました。他にも父の書いた記事はこちら*
「薪小屋の作り方!DIYでおしゃれ薪棚!基礎・屋根付き2×4材で自作の薪ラック紹介!」
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