秋になると、あちこちでたくさんサツマイモ掘りイベントがありますね。
子どもに人気で比較的簡単に育てられるサツマイモは、お庭で家庭菜園されている方も多いのではないでしょうか。サツマイモを育てると出るのが大量のツル!そのまま捨ててしまうのはもったいないですよ!
そのツル、リースにしましょう。
お子さんと一緒にサツマイモを植え、育て、掘って、食べる。そこにツルでの工作も加えればサツマイモも本望でしょう!もちろん、素敵な思い出にもなりますね。
拾ったどんぐり、まつぼっくり、からすうり、落ち葉…秋冬の飾りなんでも楽しく飾りましょう!
この記事ではそんなサツマイモつるリースの作り方と、作った感想をまとめてみました!
目次
さつまいものツルリースの作り方
材料
さつまいものつる
木の実(どんぐり、松ぼっくり、南天など)
ボンド(出来ればグルーガン)
針金
麻紐
リボン(仕上げ飾り)
作り方
さつまいものつるで作るリースの作り方を説明します。
①サツマイモを掘り終わったあとのツルを用意します。
リース1つにつきツルを5本程度を用意し、余分な葉っぱの部分を落としておきます。さつまいものツルが乾燥する前に作業しましょう。
さつまいものツルを先に乾燥させてしまた時は…。
さつまいものツルでリースを作りたかったけど、当日は時間がなく日にちが経ち、乾燥させてしまった。堅くて丸く巻けそうにない。これもうダメなのかな?という時は、少し水に浸して濡らしてみてください。
柔らかくなったら丸くしていきましょう。乾く前に巻くのと違ってツルが変化しませんので完成イメージがしやすく、乾いたらイメージが違ったということもないですね。
②ツルをくるくる巻きます。
ツル同士を絡ませるようにしながら巻いていきます。乾燥するとツル同士の間が細くなりますのでスカスカになります。また、色も濃く変化します。
③乾燥させます。
雨を避け、一週間以上乾燥させます。
④飾り付けをします。
飾り付けの前に、さつまいものツルに細い植物のツル(あさがおや、雑草など)を重ねて巻くとくしゃっと感がでて私好みになりました。
さつまいものつるがぐにゃぐにゃしているので、どんぐりや松ぼっくりをつけるのにボンドを塗ってもコロコロ転がってしまい、乾燥するまで押さえるのが大変でした。
使用できるのでしたらグルーガンをおすすめします。ですがグルーガンも子どもが居ると火傷も心配でしたので、出来るだけ麻紐や針金で縛りました。
麻紐は植物たくさんのリースのイメージにもマッチして、雰囲気を壊さず使うことが出来たので良かったです。リースをドア等にかける時も麻紐をしようするとおしゃれですね。
⑤リボンを結んで完成です!
お好みでリボンを巻いて完成です。
子ども一緒に作業した感想
3歳半の息子と飾り付けを一緒にしたのですが、大人でもツルへのボンドでの接着は難しく、グルーガンは火傷が心配でしたので、子どもには針金でつけるのが精一杯でした。
息子は途中から、自然と飾りのために採ってきた草花を分解し、飾り付けのしやすいサイズにわける作業をしてくれました。(分解しすぎて粉になったものも多いですが。)あとは息子に選んでもらった飾りを私がつけていきました。
ナチュラルな色合いの毛糸を使用して松ぼっくりをリースに取り付けるなどすれば、子どもにも出来る作業が増えるかも知れません。
飾りの草花を指さして、これは何?あれは公園で採ったねこじゃらしだよね?など質問責めでした。
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その他リース、使用した植物について
リースっていつ飾るものなの?クリスマスだけ?
リースというと、私はクリスマスリースのイメージでしたが、海外ではリースを飾るのはクリスマスと決まっているわけではないようです。リースは輪であることから円満や、永遠を表し、幸せを呼び込むなんて話もあるようですから、縁起物として通年飾って楽しめますね。
クリスマスも近いし、今から作るのはもったいないのでは?と思っている方、クリスマスまでは真っ赤なリボンをつけ、その後は外してみて飾りにメリハリをだして見るのはいかがでしょうか?
その他つるリース
さつまいものツルに限らず、ツルであれば何でも同じ手順でリースが作れるようです。ツル同士を上手く巻き付けられない場合は針金を使って固定しておくのも1つの手です。あさがおのツルだけでもリースが作れるようですよ。朝顔でしたらベランダで気軽に育てられますね。
装飾に使用した植物
どんぐり、まつぼっくり、からすうり、南天などの飾ると素敵な植物、名前を知っている有名な植物だけでなく、道ばたに生えているカサカサの猫じゃらし、街路樹の落ち葉、家の花壇の花の種の部分など、飾ると意外と素敵でしたよ。
飾る物はなんでもいいのですが、赤い実があるとリースに映えますのでオススメです。ない場合は赤いリボンでもいいですね。
どんぐりを使用する場合は、せっかくのリースから虫が出てきた!ということにならないようにあらかじめ煮沸しておくことをオススメします。
どんぐりの煮沸についてはこちらの記事にありますので参考にされてみてくださいね!
上の記事ではダンボールでつくるリースについても書いています。3歳児にはそちらの方が向いているようでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。さつまいものツルで作るリースの作り方でした。
さつまいものツルがない場合も朝顔などツルならなんでもリースに出来ますね。
実りの秋にあちこちで見られる木の実や葉っぱ、せっかくですから今年は手作りのリースはいかがでしょうか。ツルでリースを作るなんて、難しそうと思って敬遠していましたが、思っているより手軽に作れるので、来年も挑戦してみようと思えましたよ。
このリースを作ってから、子どもと一緒に公園や道ばたを散歩しながら、この実、リースに飾ったらキレイかもなんて考えるようになりました。子どもとリース用にねこじゃらしを集めたりと、良い思い出ができました。
まだウチの子ども(3歳)にはリースに飾り付けはむずかしく、かろうじて針金やリースの間に絡ませることが出来るくらいでしたが、自分のあつめた草花がリースになって嬉しそうでしたよ。
これから先年齢が上がれば一緒にリース作りが出来る時がくるのではないかと思うと楽しみです。
皆様にも素敵なリースが完成することを願っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。