4歳と2歳の子どもの子育て中の現在、福音館書店さんの絵本には毎日お世話になっています。
特に「こどものとも」のシリーズの絵本は素敵なお話ばかりで、私も子どもも大好きです。
私が幼稚園児だった今から30年くらい前、毎月幼稚園でもらえる「こどものとも」の絵本をとても楽しみにしていました。
それは「こどものとも」ものがたりえほん36というシリーズの絵本です。
大人になって気づいたのですか、当時私がもらってきた(正確には買っていた)絵本は「かばくん」「めっきらもっきらどおんどん」などどれも今も読み継がれている名作ばかり。
福音館書店の公式ホームページにも載っていない、このシリーズの絵本を調べるうちに、ものがたりえほん36のシリーズは幼稚園・保育園のみ販売されている販路限定絵本だということがわかりました。
そして今現在は「こどものともセレクション」という名前で同じような月刊絵本があるということも分かってきました。
そう思い、こどものとも編集部さんや販売店さんに電話で問い合わせをさせてもらいました。
(丁寧にお答え頂きありがとうございます。)
そこで教えていただいたなかでもこちらの記事では、「こどものともセレクション」の特徴と2019年度(2019年4月号~2020年3月号)の年間ラインナップをご紹介します。
2019年度の「こどものともセレクション」はどんな絵本なのか届くのが楽しみですね^^
目次
こどものともセレクションとは?
こどものともセレクションとは福音館書店で刊行されている月刊絵本誌「こどものとも」や「こどものとも(年中向き)」の中から特に親しまれている“ぜひ子供たちに読んで欲しい”オススメの絵本60作品を選んでまとめられたものです。
長く親しまれてきたロングセラー絵本から比較的最近刊行された新しい時代の絵本まで「こどものとも」や「こどものとも(年中向き)」の歴史の中から選ばれた精鋭の絵本たちです。
絵本の対象年齢は幼稚園年中や年長となる4~6歳向けです。
しかし私の周りでは2歳くらいから読むお子さんも多いように感じます。
装丁はソフトカバー(ペーパーバック)であり、1ヵ月に1冊刊行(月刊)されます。
60冊のシリーズを毎月1冊ですので5年かけてシリーズが完結されるようになっています。
(基本的に年間購読ですので60冊全てを購入する必要はありません。条件さえ整えばお好きな絵本1冊からの購入も可能のようです。)
絵本の内容はハードカバーで書店に並んでいる「こどものとも絵本」「こどものとも傑作集」などと変りません。
→ハードカバーとソフトカバー(ペーパーバック)絵本の違いやメリットデメリットについてはこちらの記事をどうぞ。
どこで買えるの?値段はいくら?
販売は幼稚園や保育園を通してのみ。通常の「こどものとも」のように書店で注文することは出来ません。
→定期購読方法やバックナンバーの注文方法はこちらの記事をどうぞ。
→お子さんが幼稚園保育園に通っていないが個人で購入したい場合はこちらの記事をどうぞ。
値段は1冊420円(税込)
同じ内容の絵本をハードカバーで購入するとなると1冊972円(税込)しますのでソフトカバーでなら半額以下で購入出来ることになりとても嬉しいですね。
ここまでは「こどものともセレクション」についての特徴を簡単に説明しました。
ここからは、いよいよ2019年の「こどものともセレクション」年間ラインナップをご紹介します^^
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こどものともセレクション2019年度ラインナップ
2019年の年間ラインナップについては、実はまだお知らせをもらっていないのですが^^;
先ほど少しご紹介したように5年で60冊の絵本全てが刊行されるようになっていますので、大きな変更がなければ5年前の2014年の絵本と同じ物になるのです。
というわけで2014年の年間ラインナップをご紹介します。
読んだことのある絵本にはちょっとした感想を付けてみました。
参考にしてくださると嬉しいです^^
4月「とんことり」
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「こんとあき」「おふろだいすき」「おつきさまこんばんは」の林明子さんの絵本です。
タイトルの“とんことり”はある音を表しています。
春、新しく引っ越してきた街で「とんことり」をきっかけに距離を縮める二人の最後の笑顔が素敵な絵本です。
5月「まあちゃんのながいかみ」
おかっぱ頭のまあちゃんがお友達に対抗して話し出す長い長い髪の想像の世界が面白い絵本です。
6月「ほたるホテル」
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やなぎむらのおはなしシリーズの1冊です。
うちの子はこのシリーズが大好きで、出てくる植物を図鑑で調べたり、シリーズの絵本を並べ出てきた虫を「このシリーズのここに出てるのと同じだ!」と言いながら読んでいます。
7月「おばけかぞくのいちにち」
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「おばけのおつかい」などの“さくぴーとたろぽう”のおばけシリーズの絵本です。
人間のこどもたちが寝る頃からおばけ家族の一日が始まり、朝になるとおばけたちが眠りにつきます。
怖いイメージのあるおばけですが、この絵本でおばけの暮らしを知ると親近感が沸いてきます。
「おばけのおつかい」もこどものともセレクションの中の1冊です。
8月「カニツンツン」
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不思議な言葉の音を楽しめる絵本です。
最初の言葉はアイヌの人たちが聞き取った鳥の鳴き声だそうですよ。
9月「ぶたぶたくんのおかいもの」
10月「ぐりとぐらのえんそく」
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「ぐりとぐら」シリーズの1冊です。
ぐりとぐらがお弁当を持って遠足に行くと見つけたのは毛糸の端。
それをたどっていった先に見つけたのは?
11月「やこうれっしゃ」
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12月「おおさむこさむ」
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「きつねのきっこ」シリーズの絵本。
おばあちゃんから「ゆきぼうず」に気をつけるよう言われながら遊びに出かけた先で出会ったおおさむとこさむの二人。
ハラハラドキドキ、最後は安心できる絵本です。
1月「三びきのこぶた」
2月「もりのてがみ」
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3月「くものすおやぶんとりものちょう」
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虫たちが登場人物の時代劇という異色で面白い絵本です。
クモの糸、蛾の繭など、虫の特徴を活かした能力を発揮するちょっぴり虫の勉強にもなっちゃう物語です。
同じシリーズの「くものすおやぶんほとけのさばき」も面白かったです。
まとめ
こちらの記事では
・こどものともセレクションの特徴
・こどものともセレクション2019年の年間ラインナップ
についてまとめてみました^^
こどものともセレクションの特徴は
■「こどものとも」や「こどものとも(年中向き)」の中から特にオススメな60作品を選んでまとめたシリーズ
■1ヵ月1冊、5年で60作品全て完結。条件によっては1冊から購入可能
■一冊420円(税込)ペーパーバック
■幼稚園・保育園を通してのみ購入出来る販路限定絵本
という特徴がありましたね。
2019年の年間ラインナップは
4月「とんことり」
5月「まあちゃんのながいかみ」
6月「ほたるホテル」
7月「おばけかぞくのいちにち」
8月「カニツンツン」
9月「ぶたぶたくんのおかいもの」
10月「ぐりとぐらのえんそく」
11月「やこうれっしゃ」
12月「おおさむこさむ」
1月「三びきのこぶた」
2月「もりのてがみ」
3月「くものすおやぶんとりものちょう」
この12冊でした。
例年通りであれば2019年度の絵本は上記の通り2014年度のものと同じになると思われますが、万が一変更がある場合もあるかもしれません。
最後まで読んでくださりありがとうございました。